BACK

2010.09.10

mae     posted by STARBOARD imamura

 maeがgoodbye,goodnightと題して、farewellツアーを行うらしい。

maeは解散する。

 

僕は当時、のちにエモと言われるジャンルにのめり込んでいて

輸入盤でなんて読むのか分からないバンド(mae)を試聴してすぐにレジに持っていった。

メンバーにもマエ?メイ?なんて読むんだろうね?って聞いたりして。

 

素敵な楽曲と声にやられて、初来日LOFTも行った。

そこには数年後明らかになるが、僕らSTARBOARDやOCEANLANEやnature livingや

まだ当時は活動を始めたばかりでその後出会うことになる多くのバンドマンがいたよう。

 

当時maeだけじゃなくホントに多くの良いメロディーを書くロックバンドが

USから出てきていて、僕は夢中だった。

 

僕らもdaphne loves derbyをはじめ、多くの洋アーティストと競演する機会に恵まれ、

いま思えばロックシーンの中でエモと呼ばれるジャンルが大きくなりつつあったと思う。

 

でも、のちにエモっていうのもカルチャーとなって、

何がエモ?これもエモなの?みたいになっていき祭りの後のような、

いつもの音楽シーンが終わりを告げる雰囲気になった。

 

例外にもれず僕らもエモというシーンに少し距離を置くことになったが、

当時心を奪われたのは本当のこと。

 

maeはtooth&nailからリリース後メジャーに移籍。

メンバー脱退もあってか音楽性は少し変わってた。

メンバー脱退は仕事とか学業に関係してたみたい。

その後またインディーに戻っての作品は僕が出会った当時のmaeだった。

 

僕は来日公演に行って、やはりmaeというバンドの良さを確認した。

メンバーとも話して音も渡して。

 

当時、出てきたバンドはほとんど解散したり失速してる。

日本だけじゃなくUSもバンドを続けていくのはホントに大変な様子が伺える。

 

僕は最後のツアーも見に行くつもりだ。

僕らは間違いなく当時、夢中だった。

 

Mae – "Embers and Envelopes"

同じ日の投稿一覧

BACK

CONTRIBUTORS一覧
PageTop